困っているひとに声を掛けられる。
2003年11月30日仕事帰り、スーパーから出てきたその時。
「すいません」
「はい」
「このスーパー、靴は売ってますか」
「あ〜、靴はないですね」
見ると、その人は外だというのにスリッパを履いている。
どこで、とは聞かなかったが、靴を間違って履いていかれてしまったと言っていた。
40代くらいの、小柄な女性。
どうも、着ているのは制服のような感じだ。
タクシーのドライバーに
『靴を売っているところ』
と言ったら、ここで降ろされたんだそうだ。
しかし、ここにはあったとしてもスリッパ程度。
なんせ、食料品中心のスーパーだ。
日曜の午後7時。
今ならデパートに間に合います、と言ったら、
「なんというデパートですか」
「ここから近いんですか」
と聞いてきた。
高島屋とか大丸とか言っても、聞いたこともないというような素振り。
制服着てるように見えるけど・・・。
デパートの名前を知らないようだ。
近くの人じゃないんだろうか。
お医者さんにありそうなスリッパを履いている。
でも歯医者さんでも日曜の、こんな時間は休診だなあ。
さすがにスリッパでは歩けないので、タクシーにもう一度乗ることを勧める。
「あまり高い靴は要らないんです」
それはそうだろうなあ。
不意に、デパートより近い地下街に靴屋があることを思い出し、そこを紹介する。
「ありがとうございます」
最後までその人は困ったという表情で、車を拾おうと去っていった。
実を言えばスーパーから私の家までは2分程度。
新しいけれど履かない靴を持っていない訳ではない。
でも何か、そこまで申し出ることはできなかった。
心残りと言えば、心残りだ。(-_-;)
「すいません」
「はい」
「このスーパー、靴は売ってますか」
「あ〜、靴はないですね」
見ると、その人は外だというのにスリッパを履いている。
どこで、とは聞かなかったが、靴を間違って履いていかれてしまったと言っていた。
40代くらいの、小柄な女性。
どうも、着ているのは制服のような感じだ。
タクシーのドライバーに
『靴を売っているところ』
と言ったら、ここで降ろされたんだそうだ。
しかし、ここにはあったとしてもスリッパ程度。
なんせ、食料品中心のスーパーだ。
日曜の午後7時。
今ならデパートに間に合います、と言ったら、
「なんというデパートですか」
「ここから近いんですか」
と聞いてきた。
高島屋とか大丸とか言っても、聞いたこともないというような素振り。
制服着てるように見えるけど・・・。
デパートの名前を知らないようだ。
近くの人じゃないんだろうか。
お医者さんにありそうなスリッパを履いている。
でも歯医者さんでも日曜の、こんな時間は休診だなあ。
さすがにスリッパでは歩けないので、タクシーにもう一度乗ることを勧める。
「あまり高い靴は要らないんです」
それはそうだろうなあ。
不意に、デパートより近い地下街に靴屋があることを思い出し、そこを紹介する。
「ありがとうございます」
最後までその人は困ったという表情で、車を拾おうと去っていった。
実を言えばスーパーから私の家までは2分程度。
新しいけれど履かない靴を持っていない訳ではない。
でも何か、そこまで申し出ることはできなかった。
心残りと言えば、心残りだ。(-_-;)
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