そこはカフェといってもチェーン店で、オーダーから実際出てくるまでが

早そうな感じの、女一人でも躊躇なく入れそうな店だった。

今日は晩のゴハンが家になかったので、前々から入ろうと思っていたその店に

やっと行ってみることにする。

ゴハンを食べると言うと、お食事の席に通される。

しかし・・・

いつまでたってもオーダーを取りに来ない。

客がほとんどいないにも関わらず、だ。

ジャズが流れる落ち着いた店内で、ダークブラウンのテーブルを見ながら

ひたすら待っていたが、オーダーを取りに来る気配がない。

私はカウンターの中の女の子を呼んだ。

その子から言われてオーダーをとりに歩きだすアルバイト。

別のテーブルにオーダーを取りに行く。

何やってんだ、と思いつつ待つ。

来ない。

カウンターの子は、バイトが違ったテーブルに行ったことを、

目の前にいながら気づいていない。

バイト姉妹かい、と思いながら、今度はオーダーを取ってるほうの子を呼ぶ。

メニューを指し示し、オーダーする。

梅酒のロックとゴハンもの1品。

梅酒のロック、なかなか出てこない。

やっと出てきてから、待てど暮せどゴハンものが来ない。

20分待った。

もう一度呼びつける。

通ってますか、と。

キョトンとしている。

私のムチは、その時すでに肩の高さまで上がっていたかも知れない。

今からでもいいでしょうか、と聞かれ、

はいとは言えなかった。

いっちょ教育してやろう、と思ったのだ。

「もういいです、急いでるので」

カウンターの中の子の顔が引きつった。

やっぱり二人揃ってバイトか。

さっと立ち上がりレジに行く。

いくらですか、とたたみかける。

伝票がサッと出てこない。

オーダーをとっている子が、迷っているのだ。

二つしか並んでないのに、何でそんなに時間がかかる。

伝票を受け取ったカウンターの子が、なかなかレジを打たない。

で、なんとなく謝られる。

もういいです、急いでるので。

もう一度言ってみた。

実はそこからが呆れるほど長い。

サービス券をごそごそ探しているらしい。

どうしてそんな浅い箱の中を見るだけで、そんなに時間がかかるのか。

すべて遅すぎる。

迷惑をかけましたので次回お使い下さい、だと?!

「もう来ないので要りません。早くおつりをください」

ムチは振り降ろされた。

だってそうではないか。

さっさと釣りを渡してこそ、急いでいる客に協力していることになる。

サービス券だか何だか知らないが、どうしてさらに足止めを食わすのか。

結局店側の都合で引き留めてるに過ぎない。

こういう客に何度も会わないときっと気づかないんだろうな。

そういうことをしてるから、内装が洒落てるだけではもたない店が多いんだよ。

気づけ、早く。(_ _;)oつぶれるよ〜

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